今日観た映画

追憶の森

何故だろう、なぜ今日だったのか?引き寄せられるように全てが、この映画を見るためにお膳立てされていたように思えてならない。まるで今の自分を見ているようで、青木が原の樹海が迫ってきて、飲みこまれそうだった。いつだってそうだ。瑣末で、角度を変えて見れば、真実は見えるはずなのに、永遠に続くと錯覚している命の残り時間に甘えて、大切なものを、指の間からサラサラと溢れさせてしまっている自分に情けない涙がこぼれてしまった。やり直さなければ、いつまでも時間はありはしない。

「キイロ」「フユ」に何か意味があったのか、それともイエローウィンターに意味があったのか、誰か見解があったら教えて欲しい。